こんにちは。姓名判断マニアです。
今回は大吉〜吉で定番評価となっている21画について疑問・異論を呈します。
筆者としましては21画は【時代遅れの大吉〜吉】と考えております。
世間の姓名判断の吉凶判断はそもそも価値観が現代に合っていません。
昔なら確かに21画は大吉と言えたでしょう。
しかし現代ではとても個人的には大吉評価とはいえません。
なぜなら、成功が遅すぎるからです。
21画の特徴その① 大吉とはいえない?成功が現代においては遅すぎる
10代〜20代から若者が様々な方面に於いてバリバリ活躍することは全く珍しくない現代において、21画は中年以降やっとそれまでの苦労を糧に晩年へ向け頭角を徐々に表していくという画数です。
現代においては結構遅咲きすぎて、果たして大吉と断言できますかね?
晩年大吉〜吉という評価なら納得はできますが、
若い頃から活躍したい、ある程度幸せな生活も送りたいという場合にはおすすめできない画数です。
私も私の兄弟も旧画鑑定で人格(主運)にこの21画を持っていますが、
若い頃多大なる苦労をし、学校も揃い揃って中退しています。
アラサーとなった今も両方まともな社会人ではなく、独立路線でやっているものの客観的に見てしょぼい成功が人並み以下にささやかに一時目を出す程度で、胸を張って成功と言えるような気配はお世辞にもまだまだ全く見えません。
未だ貴重な若い時代の殆どを苦労で塗りつくしています。
21画の特徴その② 本当に若い頃は恐らく長く地獄を見続ける
両親も苦労ばかりで全く幸せな人生を送れていない筆者共に対して悔しさすらもはや通り越して絶望のような同情を送ってきております。
「いつまで経っても幸せになれんなあ」「こんなに苦労する子とは思わなかった」等と、いわれております(笑)。
これで晩年にやっと報われて大吉にふさわしい状況を手に入れたとしても、私的にはどうにも納得、腑に落ちそうにないのです。
少なくとも、大吉の人生だったなどとは思うことはないでしょう。
そのような実体験や周りの人物の鑑定もした結果、
思考停止で、古典的に21画を大吉と標榜するのはやめて欲しいと思っております。
筆者自身はもっと苦労と楽しみをバランス良く体験して、欲を言えば尚発展していける画数がよかったと思っております。
そのような画数は沢山ありますが、ぱっと身近に思いつく画数ですと16画、33画、34画などでしょうか。
勿論まだまだあります。34画は逆に早咲きの代償として中年以降傾いていきますが。
21画を持ってしまうと中年〜晩年にかけては確かに吉以上の環境が待っているのかもしれませんが、貴重な若い時代の多くを苦労で塗り潰してしまう確率がかなり高いと、繰り返しになりますが実体験と周りの人物鑑定を見ても言えます。
価値観は様々ですので、それで良い!人生後半からが大事だ、総合評価だ!若い頃苦労しても、遅咲きでも成功できるなら構わない!と思えるなら21画は確かに大吉でしょう。
しかし若い頃だけでいえば、むしろ小吉から大凶まである画数だと考えております。
というか従来の解釈的にもそれがベターで間違いないでしょう。
21画の特徴総評 若年期小吉〜凶、中年期以降やっと吉〜へ・・・
若年期小吉〜凶、中年期以降徐々に吉〜大吉とするのが21画の正確な評価かと思います。
筆者は現代に生きるアラサーですので、こんな遅咲きの若い時代苦労ばかりする画数は正直全くほしくなかったのが本音です。
年取ってからの大成功なんていらないから、もっとバランス良く配分してくれよ!と本当に泣きたい画数です。
遅いんだよ、いつまで苦労ばかりすれば良いんだ。
周りはもう酸いも甘いも経験して一周回って良い大人の落ち着き出してきて、第二の人生送り始めているぞ!
こっちは、酸いばかりで拗れと不満ばかり募って人生不幸、アラサーにもなって実際まだ何にも人生進展の気配無しですけど?
本当にこれ、大丈夫なんでしょうか?
本当に、大器晩成型の大吉なんでしょうか?
大器晩成の定義が、ちょっとあまりに後年に寄り過ぎてるのではないでしょうか?
ということで21画を大吉などと安直に時代遅れの価値観から評価をつけている鑑定師やサイト等には甚だ疑問です。
今回は21画は成功が遅すぎるという点で論評させて頂きましたが、21画は他にも言われているほどではないという疑問点があります。
それはまた別の記事にてお話しさせて頂きたいと思います。
初記事から21画は自分事のためやや熱が入り過ぎたかもしれませんがお読み頂きありがとうございました。