こんにちは。
姓名判断マニアです。
今回は24画についてです。
さて、24画といえばまずどこの鑑定でも大吉判断で、金持ち(金運が良い)等といわれていますよね。
それでは24画の皆さんにお尋ねします。
皆さん、大吉の人生ですか? 金運アリアリのお金持ちですか?
もし、YESなのであればこの先読んでいただく必要はございません。
まあ、大概NOと思っています。
何を隠そう筆者の旧字体鑑定の総画が24画で不幸で貧乏ですから(笑)
これほど評判負けしている画数は21画と並んでツートップと考えております。
それでは24画の実際を詳細解説していきましょう。
24画の特徴その① 最強どころか若年期〜中年期は不幸!苦労性の確率が高い
はっきり言ってしまいますが、この24画、総格にある場合は全然大した幸運運勢ではございません。
はい、恐らく年齢的には早くとも50歳から、〜年金貰い始める最晩年辺りにかけてようやくギアかかりはじめる=金持ち、名声、人脈etc…が運勢の流れとして次第にギフトされていくのが標準的な人生でしょう。
いや、遅過ぎです(笑)
もう半分以上人生終わっちゃってますよ。
人生の締めくくり、終活を考え始める年齢です。
それまでは不幸や苦労の方が多いでしょう。
特に若ければ若いほど逆にこの苦労不幸多量傾向は強まります。
10代20代の若い頃からの活躍や成功は全く珍しくない現代に置いて、これは若年期〜中年末期まで【凶】と言って問題無い画数です。
決して一概的な大吉ではありません。
晩年苦労が報われ豊かさを手に入れたとして、人生全て大吉だったという判断になりますか?
あまりにも下積み期間が長過ぎます。全く現代の価値観にはあっていません。
今は大正でも昭和でも、平成初期でもありません。
即ち24画の現代吉凶判断は、
×若年期〜中年末期【凶〜小吉】
◎晩年期【吉〜大吉】
○△総合【吉凶混合】
とするのが詳細で的確であると思います。
21画との違いは物質運・財運の強さと性格の丸さ(24画の方が丸みを帯びる)ですが、それ以外は似たり寄ったりの数意です。
とにかく運勢の上昇が遅く、若年期を苦労で無駄に消費しがちな所から時代遅れの大吉と筆者はこの2画を呼んでいます。
昔の下積み10年的な価値観ですると大吉判断だったのでしょうね。
但し、人格(主運)や地格にある場合は、確かに大吉らしい特色を非常に若くから発揮して、名声・財を手に入れておる芸能人・事業家の方もおられます。
なので人格地格にある方は素直に喜んで下さい。
素直に大吉数です。
総格にある方は、泣きましょう・・・。
24画の特徴その② う〜ん、特徴がない?財運がとりあえず強いのは間違いない(と思いたい)
24画は21画同様、鑑定評価があまりにも盛られ過ぎてその実際とのギャップで損をしていると感じます。
特徴という特徴も、正直あんまりないんだよなあ〜・・・。
24画に関しては、運勢的には財運や健康運など現実的な所に富む数意があるのが特徴です。
それも実際どうなんだって所ですよ。
24画持ちの皆さん、どうでしょう?
少なくとも筆者(旧画24)はアラサーにして、自力で未だ口座残高が200万円を超えたことは一度一瞬たりともございません。
18歳の頃バイト代と親の金で未だ現役の軽自動車買った(田舎なので車必須)くらいで、別に何か大きな買い物をしたわけでもなくてですね。
長く下働きの、何したって芽が出ない、明らかな貧乏生活を続けています。
正直、心が折れそうです。
こんな晩年極振りの総格いらないから、もっとバランス良い運勢の画数がほしかったと度々嘆いています。
性格といえば、性格的な特徴も丸みを帯びているという感じでしか、特徴という特徴もないんですよね。
あ、自然に滲み出る、おだやかな愛嬌があるのも一つ特徴かもしれません。
人間的にさほど偏りがなく、長所も短所もない所が、万人受けしやすく、本人的にも度量が大きい所はあるので、
分かりづらいですがそれが長所となりやがて成功を運んで来る・・・という所でしょうかね。
運勢の昇りが遅いのと、人間的な特徴も分かりづらいという所で、なかなか大吉数(世間解釈)である実感が湧きづらい画数ですね。
う〜ん、語りづらい!
実際某所では21画と並べてか“量産型大吉”などと呼ばれていた記憶があります。
少々困った、持ち上げられすぎた悲しい画数です。
ある意味24画自体が評判の被害者と言えるかもしれません。
尖った所がないということは、例え大吉でないにしても尖りを持つ画数にそれぞれの分野では及ばないということも意味します。
あれ?24画で最強大吉なのに、なんでこんなにイマイチなんだろう? と、各分野に特化、プロフェッショナルの画数に負けてしまい、劣等感も抱くかもしれません。
対処法としてはとにかく、どーんと気長に、ある意味諦めて、生きていくしかないようです。
晩年にはきっと大輪の一際美しい花が咲くと信じ、それまでの人生経過は凶、精々小吉なんだと認識を改めて捨てる方が楽になれます。
人生全体大吉の画数では決してありません。
このような運命を心底から認め、受け入れた諦めの境地と、晩年に仕方なく極振りする意識・覚悟が長く苦しくて仕方ない人生を歩んでいる24画の方々には必要なことかもしれません。
24画の特徴総評 総格なら運勢に逆らわず晩年にかける! 人格地格なら大吉!
姓名判断に限らず占いは、人には持って生まれた変え難い運命というものが存在することを教えてくれます。
24画を総格に持ってしまった以上、上記のような人生になりがちな所は受け入れるしかないです。
抗えば抗うほど徒労に終わり、無力感や不幸を感じてしまうことでしょう。
ある程度歳をとらないと、何をしてもたかが知れている運勢なんだと、諦めて割り切ってしまうのがなるべく楽に生きていくポイントです。
度量の大きな24画であればそれは難しくも不可能ではないでしょう。
お忘れにならないよう、もう一度筆者の解釈を述べますが、24画(総画)は世間で鑑定評論されているような手放しの幸運大吉数ではなく、
×若年期〜中年末期【凶〜小吉】
◎晩年期【吉〜大吉】
○△総合【吉凶混合】
という画数であると総論付けます。
またこちらもお忘れないよう、人格地格にあるならば普通に大吉判定です。
若年期から大物、カリスマ的な華やかなポジションにもなれる成功を収めるかもしれません。
24画らしく皆から愛される人気者のような成功の仕方になるでしょう。
24画のどこが大吉なんだ? 財、運・・・?と常々疑問をお持ちであった、苦境の人生を歩む24画持ちの方々の一面の解決、救済になれましたら幸いです。
お読み頂きありがとうございました。